2018年7月まとめ

ひさびさに。

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4844
ナイス数:165

邪眼鳥 (新潮文庫)邪眼鳥 (新潮文庫)感想
「邪眼鳥」はまだ理解ができるしミステリ的な謎から幻想・SF的な展開に至るところや濃密な文体が楽しみやすい。「RPG試案」はお手上げ。
読了日:07月02日 著者:筒井 康隆
有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)感想
とても良かった。後半、絶対に勧善懲悪しつつ笑いあり涙ありのいい話で終わるんだろうと思って読んだが実際に勧善懲悪しつつ笑いあり涙ありのいい話で終わってみてもキャラクターが皆かわいいものだから全然いやみにならなくて満足感だけが残った。
読了日:07月05日 著者:森見 登美彦
聖地にはこんなに秘密がある聖地にはこんなに秘密がある感想
天理市目当てに読んだが全体的に勉強になった。
読了日:07月05日 著者:島田 裕巳
霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)感想
改めて『千と千尋の神隠し』がいかに凄いのかが解った。
読了日:07月06日 著者:柏葉 幸子
新宗教ビジネス (講談社BIZ)新宗教ビジネス (講談社BIZ)感想
創価学会に感心した。
読了日:07月06日 著者:島田 裕巳
ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)感想
今更だが、凄かった。完璧なのではないかと思った。インタビューやその他外部の情報含めての評価かもしれないが。正直なところ『虐殺器官』はピンとこなかったが再読すると違うかもしれない。
読了日:07月08日 著者:伊藤計劃
吉原と島原 (講談社学術文庫)吉原と島原 (講談社学術文庫)感想
細部はあまり気にせずに。
読了日:07月09日 著者:小野 武雄
オレは絶対性格悪くない!オレは絶対性格悪くない!感想
内村プロデュース」に対する感謝の部分にだけは悪口が一切なかった。
読了日:07月12日 著者:有吉弘行
有頂天家族 二代目の帰朝有頂天家族 二代目の帰朝感想
気がついたがこのかわいらしさは『吾輩は猫である』にとても近く、それで言えば痛快なストーリーは『坊ちゃん』に通じるものがある。毎度毎度コミカルなキャラクターたちに目を奪われ6章までは問題なく進み、最終章で不穏なものが一気に奔流する。やはり狸鍋は笑えないからな。今回はファンタジー方面にも筆が進んだようで良かった。
読了日:07月13日 著者:森見 登美彦
詩人と狂人たち (ガブリエル・ゲイルの生涯の逸話)【新訳版】 (創元推理文庫)詩人と狂人たち (ガブリエル・ゲイルの生涯の逸話)【新訳版】 (創元推理文庫)感想
読書会で大したことが言えなかった。
読了日:07月20日 著者:G・K・チェスタトン
アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)
読了日:07月22日 著者:古川 日出男
資本論の世界 (岩波新書)資本論の世界 (岩波新書)
読了日:07月27日 著者:内田 義彦
アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族〈2〉 (角川文庫)
読了日:07月28日 著者:古川 日出男
アラビアの夜の種族 III (角川文庫)アラビアの夜の種族 III (角川文庫)感想
メタフィクションがどうだという話でよく聞く作品なので構造的幻惑があるのかと思いきや、多重の語りで構成された小説ではありつつも基本的には拡張を続ける異国の物語を物語という形でとても純粋に楽しむ豊潤な小説だった。
読了日:07月29日 著者:古川 日出男
すぐそこの遠い場所 (ちくま文庫)すぐそこの遠い場所 (ちくま文庫)感想
オチがオチなので言うだけ野暮だけど、アゾットという世界の人間による記述だという態でありつつ思考の形式は間違いなくこちら側のもので、具体的には過客の語り方に違和感を覚えた。いやこういう批判もオチによって無効化されているのか? そこまで完璧にロールプレイングする必要はないのか。いつも通り小道具にはとても感心し、幼少期の記憶が刺激される。
読了日:07月30日 著者:クラフト・エヴィング商會
天理教―神憑りから新宗教へ天理教―神憑りから新宗教へ感想
教祖や教義自体にあまり興味はないが、ただ単に宗教の神秘性を乱暴に解体するのとは違う手法、つまりいかに語りいかに語られてきたかを解き明かすことで宗教の形成を説明するのは面白い。
読了日:07月30日 著者:島田 裕巳
(P[く]2-1)黒揚羽の夏 (ポプラ文庫ピュアフル)(P[く]2-1)黒揚羽の夏 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
多層的な作品で感想が難しい。基本的には夏・田舎・殺人事件・冒険といった要素で表せる話なので扱う事件を絞って爽やかにすれば"いかにも"なジュブナイルになったのだろうが、社会的な問題や町の歴史、狂気、性などまで包括し複数のジャンルを跨いだ作品になっている。オチでいい感じに締めているけど読後感は一筋縄ではいかない。豊かな小説でありつつ解像度の高い田舎の夏休みを魅力的な謎と共に楽しむことができるというシンプルな強みもしっかり持っているのでヤングアダルトとしても悪くないと思うけど、難解ではあるだろう。
読了日:07月31日 著者:倉数 茂

7月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:784
ナイス数:3

ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとでギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで
読了日:07月14日 著者:エドワード ゴーリー
もしもし、てるみです。 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)もしもし、てるみです。 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)
読了日:07月18日 著者: 
七色いんこ (4) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)七色いんこ (4) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)感想
いろんな出版社から出ているものを順不同で読んでいるがそろそろ最終話を読んでみてもいいかもしれない。
読了日:07月21日 著者:手塚 治虫
りとる・けいおす 完全版 (アクションコミックス)りとる・けいおす 完全版 (アクションコミックス)感想
すごい。まず絵がすごい。
読了日:07月30日 著者:涼川 りん
夢 印(1): ビッグコミックス夢 印(1): ビッグコミックス感想
なんだこれは。どうも浦沢直樹のノンシリーズの人情モノはあまり好みではないらしい。ルーヴルとイヤミだけのお話。ナンセンス漫画のような、絶妙のバランスで成立しているところは面白いが話のスケールのわりに演出が過剰で、全体的にとても居心地が悪い。トランプ批判みたいなのもどうなんだ。ウランちゃんみたいな女の子は可愛かった。ところで浦沢は手塚治虫藤子不二雄A赤塚不二夫をオマージュしてきており、本当にトキワ荘漫画家を継承した現代の漫画界の代表になろうとしてるんだと思うが、そうなると次は誰をオマージュするんだろう。
読了日:07月31日 著者:浦沢直樹

 

映画も見ました。 

夜は短し歩けよ乙女

『つぐみ』

『BU・SU』

君の名前で僕を呼んで

ジュラシック・ワールド 炎の王国』

『ごめん』

20世紀ノスタルジア

 

印象に残った小説は『有頂天家族』、『有頂天家族 二代目の帰朝』、『ハーモニー』、『アラビアの夜の種族』、『黒揚羽の夏』。印象に残った映画は『つぐみ』、『BU・SU』、『ごめん』、『20世紀ノスタルジア』。印象に残った出来事は大雨、麻原彰晃らの死刑執行、部屋の水漏れ、火事天理市二度目の来訪。以上です。