進捗メモ10

また日にちをあけての更新となりました。

もはや前回から何字進捗があったのか解らないので現在の字数を言いますと2万字、そう2万字です。予定の半分です。風邪が大きな誤算だったのは確かですが思った以上に書けませんでした。『まんが道』で満賀道雄が手塚先生や石森氏の筆の速さを自信の表れだと言っていますが、つまりはそういうことだと思います。でも手塚治虫はともかく僕は石ノ森章太郎のタッチはあまりにも雑な気がして好きではありませんし、どちらかと言うとねちっこいくらいの藤子Aのタッチの方が好きです。なので早いのも良し悪しということで。ただ自分の話ですが、たくさん書けた日と進まなかった日の文章にはあまり差がない気もするので、まんが道のずっと前段階の話であるのかもしれません。全力を出していないというか。集中力の持続を引き続き課題にする必要がありそうです。

これを書くためにこの小説を書いているんだというくらいに個人的に書きたかったパートはとても楽しく書けたし結構いい出来だという自負もあるので、部分部分でアイディアがどれだけ詰まっているかということがスピードを出すうえで大事である気もします。話を進めるためだけのパートは書いていて楽しくなく、できるだけそういうのを減らせるようにしたいです。そこでモチベーション維持に役立つのが引用やオマージュ、パロディなんですが、この心理がわかる人っていますかね?

12万字書かなきゃいけないと思っていたものが計算したところ9万~11万くらいでも大丈夫と解って少し安心しました。今の計算だと8万くらいまではなんとかなるけどその先は苦しい、といった感じだったので。

で、今までトリックだと思っていたものが物語や人称その他の変更によって成立がしないというか、オチに想定していたものがオチでなくなり、もう一段階何かをしなきゃいけなくなってきた気がするので、今はそれをどうするかで悩んでいます。思えば僕がこういったジャンルの小説を読む際に期待している部分でもあり、そこがいい加減だととてもがっくりするので、頑張る必要があります。書き進めるうちに思いつくことを期待して。こんな書き方をして本当にミステリ研にいる人間なんですかね僕は。あとはなんか一年前に読んだ某作に書こうとしているものがとても似ている気がしてきて、あのオチはすごかった気がするので(忘れましたが)、工夫する必要を感じます。たぶんあの書き方を超えるのは無理なので(忘れましたが)。

それに付随して、事件的なものの書き方がだいぶチープになりそうです。少し挑戦的なことをしてやろうと思っていたのにうまくいかなそうで、残念です。

もうじきサークルの合宿ですが、向こうで何か進捗があったらなと思います。

文体について。いろいろと思うところを書いたんですがカット。書こうと思うきっかけになった某ブログの管理人に後日直接話します。しかし僕の周囲だけの話かもしれませんがやたらと文体を神聖化しようとする向きが多い気がします。神聖化というか分解できないものと言うか。あとそもそも文体ってどこからどこまでが文体なのか最近全然解らないです。これは小説を有機的なものとして捉えようと訓練してきた結果ではあるんですが。

 

原田知世「clover」と大貫妙子「Sunshower」買いました。良いです。