進捗メモ1

これからしばらくは進捗記録やその他メモばかり更新することになると思います。何の、と言われても困りますが、察してください。この三年間、一年につき大体3、4本程度の短編を書いてきました。で、この二年は短編を書くたびに小説本編以上にパソコンの日記帳で執筆記録を書いていたのですが、 今回は試験的にブログでも更新しようと思います。なろうやカクヨムでも小説を更新するたびに活動報告っていうのを書くじゃないですか。あんな感じです。備忘録のつもりなのでいつも通り読者の目はあまり気にしないで書きます。

 

今回は一応初の長編を書こうとしています。途中でリタイアするかもしれませんのでその時は温かい目で見守ってください。

 

ここ一年半ほどはずっと長編を書こう書こうという欲求ばかりが溜まるばかりで執筆には至っていませんでした。「供養」にある文章にも長編のものはないはずです。で、ネタみたいなものはいくつか思い浮かぶのですが話を転がせるほどの大きさではなく小惑星がゴロゴロ浮いているような状態でした。しかし去年の十一月後半頃に一発ネタですがいけるぞというものを思い付き、それを何度か方向を変えつつ転がして1月後半~2月上旬には7割ほど話のアイディアができていました。ところがそこから先を思いつかず、そのネタを180度回転した全く別物にしたらどうかというアイディアが浮かび、それなら自分の好みにより近いのでオッケーかと思ったのですがよく考えるとさすがに赤裸々すぎてボツにし、ゼロからやり直そうとしたのが14日ごろ。しかしすぐに没にしたアイディアの核の部分をそのままに活かすことのできる器(うつわ)のアイディアを思いつき、ここ数日はその器という名の設定をずっと考えていました。で、今までこんなことはあまりなかったのですがネタ帳にありゴミ箱に行きかけてたアイディアを再利用することでなんとかいけるぞ、という自信を昨日抱いたので今日から書くことにしました。

 

ただいわゆるトリックはあるのですがその事件の状況を全く思いついていないので、書きながら考えることにします。これが一番の懸念事項。

 

とりあえずプロローグを書き出してみました。今回はパソコンではなくノートにボールペンで書く、ということをこれもまた試験的にしてみることにします。だから今日書いた文章の文字数はわからなくて、今wordで清書をしているところなのですが大体1200字くらいでしょうか。マクドナルドで2時間かけて書きました。遅筆ですね。ただ2時間たっぷり使ったわけではなく、事前に読み返しておくべきだろうという本を読み返してからなので、実質1時間くらいかな。

 

具体的に読み返した本をあげますと『小説の聖典』『小説のストラテジー』『キャッチャーインザライ』『シンドローム』『戦争の法』。ライ麦村上春樹訳で、これはさっき買ったばかりです。野崎訳でしか読んだことがないので正確には読み返したとは言えないですね。

 

一人称小説の有名な書き出しとして僕が思い浮かびかつ好きなのはライムギとハルヒナボコフの絶望くらいで、それらはどれも饒舌なんですが、プロローグ部分を読み返してみますとライムギとハルヒは案外に短いので驚きました。ライムギはプロローグとも言えないくらいです。絶望は長いですね。戦争の法もとてもいいんですが長い。これらに共通するのは作者が読者を共犯関係に引きずり込もうとする、いわば虚構であるという前提を了承させようとするところですね。

 

自分で書いてみてわかりましたがそういうプロローグは書くのがとても大変ですね。理屈っぽい文章が延々と続いてしまい、それはそれでいいと思うんですけど上にあげた作品群とは比べられない出来なので、長くなるだけマイナスの要素となりそうです。

 

それと確かに即興的に文章を連ねるという目論見がありそれはうまくいくのですが、そうすると手持ちの数少ない道具しか使えず、意識的に出さなければならない、例えばギャグとかはあまり出てこないですね。そういうのが勝手に出てくれればなあと期待していたんですがそううまくはいかないですね。

 

加えてアナログで書き進めるとどうしても「下書き」という意識が強くなってしまい、それはメリットでもあるんですがあまり推敲しないで文章を生成してしまうため、スピードと引き換えに無駄な文章が増えました。あとでたっくさん刈り取らなければならないんだろうなあと思ってます。

 

最近は三人称小説が楽しかったのでそればかり書いていたんですが、一人称だと勝手が違いますね。当たり前の話ですけど。三人称だとキャラクターを完全に下の次元の住人と見做せるんですが、作者と一致しないにしろ一人称だと語り手自身を自分の制御下に置くことが気持ち的にできません。制御に置くとはそのキャラクターを客観視する程度のことなんですが。一応語り手がツッコミをするだけでなくツッコミを受け得る設定というか形式にしているので(そちらの問題もある)まだしも、もっとボケて欲しいとは思ってます。

 

それで言うとヒロインもツッコミしづらいんですが、さっき散歩をしていたら一応ツッコミのできる隙を作ることができたのでこれは良かったです。

 

散歩といえば、これは信仰に近いのですが、一時間散歩をすれば1000文字稼げる、という仮説を僕は抱いており、執筆中に行き詰った時には散歩をすれば続きを書けるようになる、というものです。友人にはそれは気分転換では?と言われました。おそらくそれもあるのでしょうが、それより散歩中に考え事をしているからだと思います。

 

今日もマクドナルドでプロローグ部分を書くと集中力が途切れ、おまけにネタがないので、二時間散歩をしてアイディアを溜めてきました。これはプロローグの後、一章のほんの冒頭部分とキャラクターの設定ですね。清書を終えてご飯を食べたらまた書きたいです。

 

一日5000字が目標。どうせ後で推敲するのでとりあえずちゃっちゃと書いちゃいたいところですが、自信がなくて進まなそうです。

 

読んでいて文章単位で常に面白いという小説、考えると本当にすごいですね。石川博品はギャグを全て考えてからページ単位でプロットを組んでいるというのでもう脅威としか言えません。

 

読んでいて心地よい文章というのもありますが自分がそれを書けるという自信はないので、自然に湧き出てくるものには期待しないで頑張ったほうが堅実で賢明だとは思うんですが、それが大変なんですよね。

 

語り手についてですが、なんか感傷的できざったらしい感じで、本当こいつどうにかなりませんかね。もっと面白いこと言えよ。

 

そういえば初めてプロローグというものを書いたことになります。今までは短編だったのですぐに本編が始まった。一章、という書き方も初めてなので、制約が少なくなったと考えれば楽しいかもしれません。

 

先行きがまったく見えず不安しかありませんが頑張ります。