12月31日

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

我が家は大晦日・正月らしいイベントをしようとする家庭ではないので毎年毎年完全暇太郎でして、僕もどうやって元日を過ごそうかと今から悩んでいます。今のところブックオフに行って帰りに目をつけていたつけ麺屋で今年最初の一杯を決めようかと思っているくらいです。初詣は家族と行くかもしれませんが、小学校の同級生に会う確率がかなり高いので憂鬱です。幻滅するのは解っているし、こちらも誇れる部分が特にないので。

それはそれとして31日の日記をちゃっちゃと書きます。書く必要もありませんが、買い物の記録は残したいものですし。

午前中には犬2匹の散歩へ。今年は戌年ですからこの2匹が我が家の年賀状の真ん中を飾ることになります。赤ん坊が生まれた新婚夫婦みたいですけどうちの犬は2匹とも既にして9歳、もう年寄りです。

ジーン・ウルフジーン・ウルフの記念日の本』読了。クリスマス・イヴから読み始めました。難解のようで案外シンプルそうな短編が多く、面白いと思える短編はうまいこと自分で解釈できた短編に偏りますねやっぱり。これでジーン・ウルフの単巻ものは全部読んだので、今年はファンタジーに挑戦です。ところで今日はジーン・ウルフがお好きな某氏が一日限定で復活し、リプは送りませんでしたが、篤い応援の気持ちを籠めたふぁぼをしました。

午後は吉祥寺へ買い物。元日は本屋が閉まっているからです。北野勇作『どろんころんど』猫SF傑作選 猫は宇宙で丸くなる』を購入。

中古レコード屋にもまた行きました。タイムセールがあったので。

一軒目ではCornelius『STAR FRUITS』を購入。サーフライダーは売っていませんでした。まだ聴いていません。このお店はとても規模が大きく、商品の取り扱いも丁寧なのですがその分値段が高かったです。あと店員が全員バンドマンみたいな髪型をしていました。書籍コーナーには本の表紙を印刷したポスターがいくつか貼っており、大槻ケンヂの『グミ・チョコレート・パイン』は解るとしても佐藤亜紀の『戦争の法』まで貼ってあったのは何故なんでしょう。文春文庫版の表紙で、ポップだし確かに違和感はありませんでしたけど。

二軒目は街中に普通にあるような、小ぢんまりとした店で、邦楽中心。僕は原田知世のレコードを見つけるために中古盤屋を彷徨っているようなものなのですが、ここにはEPがたくさん置いてありました。ただ、EPは所詮EPなのでせいぜい300円、どんなに頑張っても500円までしか出したくありません。この店ではどれも500円以上で売っており阿漕な商売やなあにいちゃん、となり、僕の中古盤屋行脚ツアー初、原田知世のレコードを諦めるという事態を迎えてしまいました。ただLPの棚にはちゃんと『愛情物語』のサウンドトラックが1000円で置いてあったのでそちらは買いました。僕は『時をかける少女』のサントラさえ買えればもういいやくらいに思っているので、そろそろ全国中古盤屋行脚ツアーも終わりを迎えるかもしれません。

帰宅後は両親と世知辛い話をしました。親の脛をかじっている分際なので、議論の際は小ずるい方法で挑むよりほかになく、議論の話題をずらし、別の枠組みを与えてその中で議論を活発にさせる、というやり方を用いたところうまくいったのですがそのせいで雰囲気は悪くなり、どうも両親には僕の皮肉やほのめかしが通じなくて石油王になりたいという結論に至りました。石油王ならば両親を石油風呂に放置して僕は一人公園に散歩に行っても誰からも文句が来ませんからね。

で、紅白歌合戦をたまに見つつ(椎名林檎Perfume星野源桑田佳祐を見ました。余談ですが前の記事にも書いた通り父親は現在中田ヤスタカにはまっており今日も日中Perfume「レーザービーム」をアコギで弾き語っていたくらいなのですがそんな父親ですから紅白のPerfume登場時も蘊蓄を披露していました。昔からPerfumeにはあまり好感を抱いていない母親が「何でこの人たちいつもアニメ声なの?」と言った時には父親は不機嫌そうな顔で無言を貫いていました。Perfumeって同性から嫌われやすいんですかね? 僕は6年前はオリコンのシングルチャートを毎週追うくらいにはJ-POPっ子だったので当然Perfumeも聴いており、『JPN』、その後シングルも数枚買いました。しかしきゃりーの登場や小学校の同級生で僕が勝手に敵だと思っている人間がPerfumeの重症なオタクになっているのを見て心が離れてしまいました。閑話休題北野勇作『どろんころんど』を読了。佐藤哲也『シンドロームと同じ〈ボクラノSFシリーズ〉書き下ろし作品。当然デザイン・装丁も凝っており、タイポグラフィでも何かやっています。派手ではあるんですが、作品内容とのシンクロ具合は『シンドローム』の方が圧倒的に上です。僕は北野勇作作品をそこまで読んでいませんが、模造亀(レプリカメ)の登場する作品は二作読んでおり、この『どろんころんど』ではその世界設定をかなり踏み込んで説明しておりショックを受けました。ヒトデナシから漂う物悲しさには理由があったのです。北野勇作の魅力である文体、文章そのものの面白さはあまりないのですけど、読書における原初的な楽しみである「作品内の世界への没入」には適した文章ではあり、対象とする小中学生のことを思えば良い小説だと思います。北野勇作の描く世界は僕の琴線に大きく触れるもので、『シンドローム』とはまた少し違う角度から物語への参加を促されました。

で、NHKの除夜の鐘の映像を眺めながら新年を迎えるという毎年の手順を踏まず、今回はジャニーズのカウントダウンを見ながらのそれを行いました。なぜ?

ということで繰り返しになりますがあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年は今までのルーティンを外れた一年になるはずなので不安ですがとりあえずは気にしないことにしましょう。

 

 

また後で2017年に読んだ本ベストの記事を書きます。たぶん。